
999号室
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- 作品紹介
マガゾンの短評 STAFF REVIEW
(1話更新時点)
『999号室』は、「とんでもないものが始まったのでは?」という予感だけで一気に掴んでくるタイプの新作。
まだ1話時点にもかかわらず、スケールの大きそうな世界観と不穏さがしっかり立ち上がっていて、かなり期待感があります。
主人公が配達員であること、そしてSF〜ディストピア系の作品であることはわかるものの、物語の目的も、この世界がどういう仕組みで動いているのかもまだハッキリとは見えない。
その“見えなさ”が逆に魅力になっていて、主人公の無機質な雰囲気が世界観の冷たさや異常さをより際立たせています。
どこか浅野いにお先生の作品を思わせる空気感もあり、心情の温度は低いのに、読んでいる側の不安だけがじわっと高まっていく感じが心地よい。
現時点でも「これは間違いなく追うべき作品」と言い切れる序盤の掴みです。
『999号室』は、「とんでもないものが始まったのでは?」という予感だけで一気に掴んでくるタイプの新作。
まだ1話時点にもかかわらず、スケールの大きそうな世界観と不穏さがしっかり立ち上がっていて、かなり期待感があります。
主人公が配達員であること、そしてSF〜ディストピア系の作品であることはわかるものの、物語の目的も、この世界がどういう仕組みで動いているのかもまだハッキリとは見えない。
その“見えなさ”が逆に魅力になっていて、主人公の無機質な雰囲気が世界観の冷たさや異常さをより際立たせています。
どこか浅野いにお先生の作品を思わせる空気感もあり、心情の温度は低いのに、読んでいる側の不安だけがじわっと高まっていく感じが心地よい。
現時点でも「これは間違いなく追うべき作品」と言い切れる序盤の掴みです。













